時代の変化は《衣・食・住》と私たちの生活にも大きく関わってきます。
その1つに住環境の変化です。
働く社会人にとってタワーマンションに住むというのは、がんばって働いて稼いだことを形にしているという憧れのステータスですよね。
都市開発などで、今もたくさん建てられ続けており、入居希望者が後を絶たないくらいの人気です。
ただ、近年地震などの自然災害への懸念や、結婚・出産・子育てなどのライフワークの変化から低層マンションも人気になっています。
そして、今は超高齢化社会。 若くて元気なときはタワーマンションや都会の中心に住むのが憧れですが、定年退職された方や子育てがひと段落したご夫婦などに注目されているのが《平屋》です。
平屋と聞いて、どんなイメージがありますか? 私は平屋と言ったら「サザエさん」の家をイメージです。
サザエさんのように昭和初期くらいまで主流だった平屋が、令和のこの時代にまた注目を集めています。
それは、
・超高齢化社会になったことによる、住居のバリアフリー化。
・高齢者のみの居住のためのコンパクトな家づくりへのニーズ。
高齢になると家の段差や階段の上がり降りが難しくなってくるため、家をバリアフリーにするおうちが増えています。
平屋は人の動きが容易なため、高齢者住宅に向いています。
そして全てが1階のみで完結することも大事な要素です。
元々2階建ての住居から、リフォームや改築で平屋に減築(2階建てを平屋建てにする)する動きもあります。
平屋人気は高齢者だけではありません。
首都圏に集中する住み方・働き方から、都市近郊に移り住んでゆとりをもって子育てをしたいと考えるファミリー層、エコな暮らしをしたいと考える若者にも注目されています。
人気の理由が
・平屋にすることで、家族間のコミュニケーションがとりやすくなる。
・平屋の特徴である大きな屋根の広いスペースを使ってソーラーパネルを設置して自家発電をする。
・屋上に植物を植えて緑化することで、夏は太陽の日差しを遮り、冬は熱を外に逃がさないエコな暮らしをする。
というものもあります。
時代の変化と共に求められていく住環境の変化。
平屋は超高齢化社会への対応や、ゆとりをもった生活を求める人たちにとって、ニーズを満たす住環境として注目されています。
ご自身のライフスタイル、今後の人生設計に平屋のでの暮らしも選択肢の1つとして考えてみてはいかがでしょうか。
もしその他、お悩みのことがございましたらお気軽にお問い合わせください。