【不動産知識】建ぺい率とはなにか?

土地に対して、建てられる規模は法律で様々な規制が決まっています。 規制の代表的なものが「建ぺい率」と「容積率」になります。 今回は、基本的な内容を確認していきます。

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住宅を建てる前に知っておきたい情報として「建ぺい率」と「容積率」があります。
土地に対して、好きな建物を建てられるのではありません。

1.建ぺい率という規制基準を知ろう

「建ぺい率」とは、「土地の面積に対して建物を真上から見て建てられる割合」です。

建ぺい率は各用途地域ごとに指定されています。
土地の購入を検討する場合、事前に各行政庁の都市計画課に問い合わせて建ぺい率を確認しましょう。
建ぺい率が高い土地を選ぶと、その分建てられる建物の割合が増えます。

せっかくの土地なら、できるだけ建ぺい率が100%に近くギリギリまで建てたいと思うかもしれません。
しかし、建ぺい率が高すぎる建物は防災面や風通しの悪さなどから望ましくないとされることもあります。
そのため、住宅地では建ぺい率100%はほぼありません。
商業地域などで近隣の環境をあまり考慮しなくて良い場所であればあるほど、建ぺい率が上がる傾向にあります。

2.建ぺい率と容積率の関係は?

まず「容積率」とは、「土地に対して建築出来る延べ床面積」になります。
延べ床面積とは、床面積の合計を指します。
例えば、2階建ての家で1階が50㎡、2階が25㎡なら延べ床面積は75㎡となります。
この場合、敷地面積が100㎡なら容積率は75%となります。
また、延べ床面積に含まれない部分として、玄関、バルコニー、ロフトなどがあります。

容積率は建ぺい率と合わせて考える必要があります。
敷地面積に対して、建てられる物件が大きく異なります。

どのような物件を建てたいのか予め決めて置くことが大切です。
その上で、建ぺい率と容積率を調べて理想の物件を建てられるのか検討してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は建ぺい率をメインに、物件を建てるときに知っておきたい容積率についても紹介しました。
理想の物件を建てるためには事前にどんな物件を建てたいのか、それにはどれだけの建ぺい率と容積率があればいいのか調べてみましょう。

もしその他、お悩みのことがございましたらお気軽にお問い合わせください。


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