寝に帰るだけの家にお金をかけたくないのなら、文化住宅に住むという選択肢もある。

人によって、家の捉え方はさまざまあるかと思います。 今日はその中でも先ほどの質問で後半の方の、帰って寝るだけの方向けの物件のお話です。 家にいる時間なんて帰って寝るだけだから、そんなに滞在時間もないのに、毎月何万円も家賃代を支払うのは嫌だなと思っている方にご紹介したいのが、「文化住宅」です。

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帰って寝るだけの家。そこにお金をかけるのはなぁと思っているなら「文化住宅」はいかがでしょうか?

突然ですが、あなたにとって家とはどんなところですか?

仕事や学校が終わったら帰って落ち着ける居心地のいい場所?
帰って寝るだけなので、雨風がしのげればいい場所?

1.文化住宅とは?

文化住宅という言葉を聞いたことはありますか?

関西特有の言い方らしいのですが、高度経済成長期(昭和30年代)に地方からの出稼ぎの人たちが都市に集中して住宅不足になりました。
そのときに建てられた集合住宅のことを「文化住宅」と言います。
この呼び方は関西特有の言い方だそうです。
関西圏の中でも大阪に特に多いのは、出稼ぎの人たちがたくさん集まったからです。

文化住宅の明確な定義はありませんが、特徴として下記があげられます。

・木造の二階建ての集合住宅
・和風に洋風を取り入れた住宅
・部屋は2室あり、台所とトイレがある
・お風呂がないことが多い

このような集合住宅を文化住宅と呼びます。

2.文化住宅に住むメリット・デメリット

文化住宅のメリットは、やはり家賃の安さではないでしょうか。
昭和30年代の建物なので、年数が経っているというのもありますし、お風呂がないなどの不便さもあるかもしれませんが、どこを優先して家を選ぶかだと思いますので、参照いただればと思います。

価格としては、通常は1~3万円ほどです。
同じ広さの家と比べてみると破格の値段になりますね。

建物が木造なので、エレベーターもなく、共益費が抑えられるのもメリットの1つです。

デメリットとしては、やはり築年数が経っているということ。
お風呂がないといったところでしょうか。
女性が住むにはセキュリティの面から少し心配のところはあるかもしれません。

まとめ

家はあなたにとってどんな場所なのかを考えてみる。

最後になりましたが、住む家は自分にとってどんなところなのかを考えてから探すことをおすすめします。

冒頭にお伝えしたように、家には寝に帰るような場所だったら家賃が抑えられる文化住宅がおすすめです。
1~3万円で住めるのならば、その浮いた分のお金で他のことができます。

どんな住居にもメリット・デメリットはつきものです。
その中で、自分がしたい空間はどういったものなのかを今一度考えてみて家を選んでみてはいかがでしょうか。

もしその他、お悩みのことがございましたらお気軽にお問い合わせください。


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