「次に住む家は広いバルコニーのある家がいいな」など家を探す条件にバルコニーなどを考えることも多いかとおもいますが、バルコニーとベランダの違いをご存じでしょうか。
私はそれを聞かれたときに、
「おしゃれで広いのがバルコニー、洗濯物や布団を干したり実用的なものがベランダ?」
と言っていました。
おしゃれの基準ってなんなのか。
自分につっこみを入れたいくらいです。
この2つについて、じつはしっかりとした定義があるのをご存じでしょうか。
まずはバルコニーから。
バルコニーとは、建物の外に張り出していて、屋根がないのが大きな特徴です。
ルーフバルコニーと呼ばれるものは、下の階の屋根の部分が大きくセリ出ていて、その部分をバルコニーにしているものを指します。もちろん、こちらも屋根はありません。
次にベランダとは、2階以上の建物の外に張り出していて屋根があるものです。
なのである程度の雨風がしのげるので、洗濯物を干すことも可能です。
冒頭に言った「ベランダは洗濯物を干す実用的なところ」というのはあながち間違えではなかったようです。
私も調べるまでは知らなかったんですが、実はこのバルコニーもベランダもマンションでは「共用部分」と位置づけられます。
してはいけない例として、
・避難はしごの上に物を置いてしまう
・蹴破り戸(隣のベランダに蹴破って避難できるようにできる扉)の前に物を置いてしまう
など。
部屋の中はリフォームができたとしても、バルコニーは勝手に変えることはできません。
また、マンションによっては、外観が損なわれないようにだったり安全面から手すりに布団をかけて干してはいけない、禁煙というところも意外と多いです。
屋根があるかないか、バルコニーかベランダかはニーズによって決めましょう。
共用スペースではありますが、規則を守っていれば快適にマンション生活を楽しむことができます。
例えば、洗濯物を外に干せるような部屋に住みたいとなれば、ベランダの物件で探すのがいいとおもいます。
セカンドリビングのようにして使いたいとなれば、少し広めのバルコニー(もしくはルーフバルコニー)で探すのも1つの手です。
どんな生活がしたいか。
ぜひ色々と考えて家を見てみてください。
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