少し前までは、古くなったら新しいものに買い替えるといった暮らしが当たり前でしたが、最近は「古き良きものを現代風にアレンジしてつかう」といったものに注目が集まっています。
それはファッションやライフスタイル、住居などを中心に見直されてきています。
その中の1つ、住居。
最近よく耳にする「リノベーション」も古き良きものを活用する1つです。
メディアなどでもよく聞く“リノベーション”。
どんなものかというと、
「古い住宅に手を加えることによって、現代のライフスタイルに合った住居によみがえらせること」
を言います。
よくリフォームとの違いがわからなかったりしますが、実は明確な区別がないようです。
イメージとして
・リフォーム:壁紙を張り替えたり、補修・修繕をしてきれいにする。模様替え。
・リノベーション:必要なら壁を取り壊したり大規模に作り替える。デザインや間取りまでも変える。
なので、少し大掛かりな再生工事のようなイメージです。
では、メリットはなんでしょうか。
元々あるものを作り替えるので1から全て作り始めるよりもコストが抑えられるというのも1つのメリットです。
その他にも住宅の価値として、中古住宅をリノベーションすることで資産価値の目減りが少ないというのもあります。
住宅は年数を重ねるごとに資産価値がどんどん下がっていきますが、リノベーションをすることによって資産価値をあげることができるのが特徴です。
その他にもあるメリットをまとめると
・資産価値の目減りを抑える
・中古住宅のよさを活かして、新たに自分たちの使いやすいようにつくることができる
・新築を立てるよりも再生工事の方がCO2の排出が抑えられるため、環境に優しい
など、さまざまあります。
今注目を集めているのが、古民家のリノベーションです。
「古民家カフェ」という言葉を聞いたことはないでしょうか。
古民家をリノベーションすることで、独特の木材のあたたかみを残して癒しの空間を提供できます。
また、ゲストハウスとしてリノベーションするのも注目を集めています。
旅行者としても、どうせ泊まるならちょっと変わったところに泊まりたいという想いもあるもの。
古民家ですが、リノベーションをすることで過ごしやすい環境に変えているので、使い勝手のいい環境を提供できますし、他のゲストハウスとも差別化しやすいというのもメリットですね。
注目を集めているリノベーション。
古き良きものを現代風にアレンジしてつかうという現在の思考にあった建物づくりはこれからもどんどん増えていくのではないかと思います。
これから自分の住む家も新築だけでなく、中古物件から自分たちの使いやすいようにリノベーションして住むことも今後の選択肢になればと思います。
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