1.部屋の外にあるインターホンは共用部分にある
マンションで一斉にインターホンを交換する場合は、もちろん住人の同意が必要になります。
同意が取るために話し合いを行ったとしても、住人に自己負担があるのかどうかで大きく意見が分かれることも珍しくありません。
そこで需要になってくるのが、マンションの管理規約です。
マンションの規約に、国土交通省が作成した「標準管理規約」と同じ内容の記載があれば、管理組合等での話し合いで住人の同意が得られれば一斉に交換することも可能です。
2.自分の部屋のインターホンだけが故障した場合は自己負担?
マンションの室内は専有部分のため、インターホンの受話器も専有部分にあることになります。
一方、マンションの廊下など、部屋の外にあるインターホンは共用部分にあるため、外的な要因で故障した場合、その費用は自己負担するものなのでしょうか?
これについては、原因などによっては負担せずに済むかもしれませんが、こちらもマンションの管理規約によって決まることがほとんどです。
仮に管理組合などに掛け合って自己負担せずに済んだとしても、そのために必要な話し合いの時間や準備にかける労力などを考えると、自己負担で修理・交換をしてしまった方が楽と考える人もおおいかもしれません。
まとめ
共用部分と専有部分の両方に関わるインターホンだからこそややこしいということもありますが、どこまでが自己負担になるのかなどが気になる人はぜひ一度、マンションの管理規約を読んでみることをおすすめします。
入居した当時にしっかり読んだという人も、規約の変更などが行われている場合もありますので、これを機会に確認してみてはいかがでしょうか。
もしその他、お悩みのことがございましたらお気軽にお問い合わせください。